BELL’s works様、見学会チラシデザイン

茨城県、千葉県でアメリカンテイストな住宅を手掛けているBELL’s works様の見学会チラシを制作させていただきました。
前回から少しアメリカンテイストを弱める事で、お客様がどれぐらいの反応を示すかの試験をしています。
アメリカンなデザインは好きな人はかなりハマるんですが、一般的なお客様に受け入れられない可能性もあるので、アメリカンな要素を減らす事でどのぐらいの反応があって、それがどのぐらい成約につながっていくのかを調べます。
チラシデザインは効果測定をして修正を繰り返すのが重要
チラシの効果というのはたった1度では測れません。
広告宣伝費は年間計画を立て、そこにどのぐらいの予算を取るのかをあらかじめ考えておいて下さい。
1回広告を出して反応がよかったからいい広告、反応が悪かったから悪い広告、そのお気持ちは分かりますが、それは早合点です。
反応が良くても次がいいとは限りませんし、たまたまだったかもしれません。
それよりも、1度出した広告の効果がどうだった、ではその次はこうしてみてこうだったというように、効果測定をしながらそのお店やサービスのターゲットとなるお客様の反応がいいものを探していきます。
これは一度の広告で完全に測定できるものではないので、1年間の計画を立てて、その中でどれだけの効果測定をしなければならないのかを考えていただきたいと思います。
1年間しっかりとやれば、お客様の反応のいい広告がどういうものかを把握できると思います。
こうして自店舗や自社に合ったお客様獲得の数を上げていきます。
デザイン会社の選び方
ただなんとなくデザインする会社もあると思いますが、やはり効果測定に付き合ってもらえるデザイン会社にして下さい。
毎回毎回なんとなくデザインが上がってきて、それをなんとなく折込やポスティングして、なんとなくまた依頼して…では何もデータが残っていきません。
デザイン会社には効果測定のデータを共有していただいて、次にもっと広告の反応を上げるにはどうすればいいのかなどの相談に乗ってくれるデザイン会社を見つけて下さい。
広告費を節約する方もいらっしゃいますが、広告に真剣に向き合えば節約するという選択肢は消えると思います。
例えばテンプレートを利用して格安でデザインしてくれる町のチラシ屋さんなんかもありますが、料金を抑えることはできても効果測定などの相談はできないと思います。
広告は一度作ったらそれでおしまいではなく、次回もっと反応を良くするにはどうすればいいのかを考えながら、もっと精度を上げていくものという事を覚えておいていただければと思います。
今回のBELL’s works様のチラシ
今回は見学会の案内チラシで、コロナウイルス対策として完全予約制の見学会となります。
こうした重要なご案内についてはチラシ内にしっかりと明記して下さい。
たまに「詳しくはwebで」的な書き方をされてるものもありますが、webを見てくれる前提で考えないようにして下さい。
惹かれてもいないものをわざわざwebで見てくれる方は極まれです!
今回のコロナウイルスに関するベルズワークス様の対策については非常に重要な為、しっかりとチラシ内に明記する必要があります。
外出を自粛されている方々が多い中でお客様に来ていただきますので、できる限りの対策をし、それを告知することが大切です。
また、ネットでのご予約についてはこのチラシを見てアクセスした事が分かるようにコードを埋め込み、Google Analyticsでデータが取れるようにしています。
これによりこのチラシでどれだけの反応があったかが分かるようになります。
ちなみに電話予約については、その都度ご予約の方に何を見てご予約を下さったのかを聞いていただきます。
配った部数を基に反応率などをみる事ができますので、それを1年間繰り返していくことでチラシの精度を上げていきます。
どれだけの方がアクセスして、予約(コンバージョン)がどれだけあったのかがデータとして取れると、リスティング広告やFacebook広告などと合わせて、リアル、ネットの中で何がコンバージョンが良くて何が悪いかが分かってきます。
どうやってもコンバージョンが悪いものはやめたほうがいいですし、こうして無駄な広告費をかけずに最大の効果を得ていきます。
今回はチラシデザイン面においてアメリカンテイストをかなりやわらげましたので、普段と比べて反応がどうなのか楽しみです。
ただコロナウイルスの影響が強いと思うので、普段よりはかなり落ち込みそうな気もします。
にっくきコロナウイルス!!
BELL’s works様のチラシ制作を終えて
BELL’s works様はお客様を増やされたい一心ですので、こちらの考えも聞いて下さいますし、年間を通してLess is designにご依頼いただいていますので、二人三脚で行っている感をとても感じます。
広告を打たれる方は、制作会社を含めて今一度本気で考えていただければと思います。